子ども会活動の世話をしている人の共通の関心は「子どもの安全」だと思います。子どもは予想がつかないところで怪我をするので、育成者は常に安全に配慮する必要があります。子どもに関わる経験が豊富な方はそのあたりをうまく指導したり配慮したりできますが、経験が少ない方はそうはいきません。子ども会育成者対象のKYT(危険予知トレーニング)講習会もありますが、その研修を受ける余裕もなかなかないでしょう。その結果、できるだけ怪我をしないような活動になったり、活動の回数そのものを縮小するという傾向が生まれてきます。子どもがやりたいと言う活動を実現させてやりたいし、子どもが戸外で思い切り体を動かす活動が大切なのだと分かってはいても、実現するには高いハードルがあります。こういうことを考えつつ、2点提案します。(続く)